介護福祉士実務者研修のシラバス

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6.コミュニケーション技術

科目名 時間数 授業の方法
コミュニケーション技術 20時間 テキストの読解と添削問題
【授業の目的・ねらい】 対象者との支援関係の構築やチームケアを実践するためのコミュニケーションの意義や技法を学び、介護実践に必要なコミュニケーション能力を養う学習とする。
【授業全体の内容の概要】 ①介護場面における利用者・家族とのコミュニケーション
高齢者や障害者(児)とその家族の心理を理解することや、こころのケアの基礎や介護におけるチームのコミュニケーションについて学習する。
②介護におけるチームマネジメントとコミュニケーション
利用者には、様々な障害によりコミュニケーションを取りにくい人がいます。介護職員は、その状態を共有し、適切に対応することが求められます。チームでケアするための基礎となる記録の意義・重要性についても学習する。
【授業修了時の達成課題】 「介護場面における利用者・家族とのコミュニケーション」・「介護におけるチームマネジメントとコミュニケーション」を理解し、福祉従事者として、コミュニケーション能力を発揮して習得した知識を業務に生かすことが出来る。
【到達目標】 

①本人・家族との支援関係を構築し、意志決定を支援することができる。

②利用者の感覚・運動・認知等の機能に応じたコミュニケーションの技法を選択し活用できる。
③チームマネジメント(組織の運営管理、人材管理、リーダーシップ・フォロワーシップ等)に関する知識を理解し、活用できる。
④状況や目的に応じた記録、報告、会議等での情報の共有化ができる。

【使用テキスト】 日本医療企画株式会社  実務者研修テキスト 第3巻
中央法規出版株式会社  実務者研修テキスト 第2巻
【評価の方法及び基準】 ・添削問題 60点以上で合格とし、この科目の修了を認定する
※60点未満の者は再度、試験・評価を行う